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小笠原文雄先生からのご祝辞


日本在宅ホスピス協会 会長 小笠原 文雄)


第1回台湾在宅医療学会の開催、おめでとうございます。

大会長を務められます余先生と初めてお会いしたのは、2015年9月奄美大島で開催した日本在宅ホスピス協会全国大会でしたね。ポスターセッションで台湾嘉義での看取りについてご発表いただき、会長賞を贈呈させていただきました。そして、大変熱心に日本全国の先生方と交流されていたのを覚えています。 その後、小笠原内科にもご家族で2週間研修に来られましたね。

昨年、台湾で開催されました台北国際緩和ケア学会では「在宅緩和ケアで朗らかに生きよう」をテーマに、お話させていただきました。また、翌日には台南の奇美医院にて講演、国立成功大学看護学部の趙可式教授と対談、更に喜義では市民公開講座を行い3ヶ所の講演後に全員で『あくび体操』をするなど大変貴重な経験をさせていただきました。

今、台湾も大きな転換期にあると思います。余先生を始めとする在宅の先生方と病院の先生方との連携、訪問看護師を中心とした多職種、役所など『オール台湾』で今後の台湾の在宅医療が発展していき、来るべく少子高齢化の台湾の未来が明るくなることを祈っています。心からお祝い申し上げます。

小笠原 文雄
日本在宅ホスピス協会 会長
小笠原内科 院長